第6回審査結果

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審査結果発表・応募総数424点

総評

今年で第6回目となった「心に届け!年賀状コンテスト」。 思いを込めた直筆メッセージ(筆跡があること)が応募の条件になっているのは、 主催者の筆跡を残す支援活動をしていきたいという想いがその根源にあるからです。 デジタル化が進んだ今だからこそ、手書きの文字を見るとホッとします。旧友から届く年賀状を見て 「あの子の文字、ぜんぜん変わっていない!」と途端になつかしく感じることはありませんか。 手書き文字には自然と書き手の人柄があらわれます。それが直筆メッセージのよさであり、 長く伝え残していきたい文化でもあります。年賀状は1年のはじまりを祝う最初のご挨拶。 身近な人に向けて、心から伝えたい気持ちを自分らしく表現できたら、まさにめでたい、最高の年明けになりそうです。(むらかみかずこ)

東京女子大学卒。子どもの頃からの大の手紙好き。遠距離恋愛中の交際相手
との2年半にわたる550通の文通経験を経て文筆業を開始する。
1年間に書く手紙は約1200枚。時代にあった「きちんと感」と「気軽さ」を
併せ持つ 等身大の手紙術が 年齢や性別を問わず人気となる。
最新刊『たった3行のシンプル手紙術』(日本経済新聞出版社)ほか、著書多数。
有限会社はなまる企画、代表。

グランプリ 伊東栞さん

グランプリ
【作品のアピールポイント】
単身赴任の父へ。単身赴任の父は私たち家族のため、ひとりきりで仕事などをいつも頑張り、 その分とても重い物を背負っていると思います。そんな父に家族全員で支えるよ!というメッセージを伝えたいと思いました。
この度はグランプリという素晴らしい賞を頂けて、非常に嬉しい反面「まさか!?」と未だに信じられない気持ちです。 さっそく父に報告したところ、自分以上に喜んでいました!結果をこうして残せたことで、より家族の団結が強くなった気がします。 これからも父を支えてゆきたいです。また、私は今デザインを勉強する身なのですが、デザインをする上で大事な「心に届く・気持ちを伝える」作品として 受賞できたことで、大きな一歩を踏み出せたと思います。本当にありがとうございました!
【審査員コメント】

●お父さんがんばって!! 思わずそう応援したくなりました。家族愛を感じます。素敵!(むらかみかずこ)

●お父さん、嬉しくて泣いちゃうかもしれませんね。素敵なご家族に支えられて心強いことでしょう。(デザイナーTAKA)

●良く纏まってます。(株式会社ワコム・米嶋)

●楽しそうで年賀状のテーマとしてとても良いと思いました。 アピールポイントを読まないとちょっとお父さんを支えるようには見えないかな。(小原)

●イラストもお上手で、文字がとてもフィットしていますね。(坪井)

●家族全員で頑張ろうという姿がいいですね。(堀)

●家族の団結がうまく表現されていて、お父様のはげみになる一枚だとおもいます。(梶谷)

●一生懸命お父さんを支えている様子が伝わって来ます。良いご家族ですね!(高置)

優秀賞 伴野円さん

優秀賞
【作品のアピールポイント】
同年代の大人へ。2012年に青森旅行に行って『ねぶた』を見て感動して、針金で骨組みを作って和紙を塗り アクリル絵の具で彩色して、LEDで中から照らして『ねぶた』まがいを作りました。黒子の衣装は、 同年に夫婦で友達の結婚披露パーティーの幹事をしたときに着たものです。夫婦仲良く笑ってれば、良い事もあるかナ。とこのような年賀状にしました。
ありがとうございます!!うれしくて小躍りしちゃいました。ホントに『笑う角には福来る』なのねぇと、感動いたしました。
それにしても、あらためて自分の字の不細工さに、赤面の至りです。
昨年は、青森のねぶた展示に出会い、大きな刺激を受けました。
今年もステキな人や物との出会いがある事を願い、
夫婦ますます仲良くして行きたいと思います。 ありがとうございました。
【審査員コメント】

●ご夫婦の仲のよさが伝わってきて、思わず笑顔になりました。お二人の表情が最高ですね!(むらかみかずこ)

●徹底的な作り込みと、完成度の高さ、ユーモア、素晴らしいです。楽しんで作られた様子が目に浮かびます。(デザイナーTAKA)

●合成だと思うのですが、よく出来てます。(株式会社ワコム・米嶋)

●実際に作製された「ねぶた」の完成度の高さに驚きました!ご夫婦の仲の良さが伝わってきます。(小原)

●作成までの背景や、ご夫婦の仲の良さ。見ていてこちらが笑顔になれる作品ですね。文字で全体を下げてしまった気がします。(坪井)

●ねぶたに感動してからの行動力もさることながら、大人になっても好奇心に貪欲なお二人につられて、 思わず笑顔になりました。ナイススマイル!笑う門には福来る!(中越)

●自作でねぶたを作ってしまおうという行動力と、この楽しそうな表情がいいですね!(堀)

●お二人の表情と力作のねぶたへび、ハガキから飛び出してきそうな躍動感がすばらしいです。(梶谷)

●何よりも楽しそうな表情が素晴らしいですね!(高置)


入賞 上村晃さん

入賞 大塚兼忠さん

入賞1
【作品のアピールポイント】
親戚・友人へ。好きではない蛇をつる草で表現しました。人は誰でも1人では生きて行けません。 家族であったりいろんな人達との関わりをつる草に見たように感じました。
【審査員コメント】

●かずらに人生を感じる感性が素敵です。成熟した大人の1枚だと感じました。(むらかみかずこ)

●つる草の選択、色、手書きの文字、文章、レイアウト、総てオリジナリティにあふれた作品。(デザイナーTAKA)

●全体のバランス、文字の味わい、モチーフの写真、どれも素晴らしいと思います。(小原)

●つる草の不揃いながらに存在感がある写真や、文字。とてもバランス良くまとまっていて、 雑誌の1ページにでも使えそうです。(坪井)

●シンプルな背景に、カラフルにペイントしたつる草をヘビにみたてるというアイデア、 そして筆跡と全体のバランスがとても良いなと思いました。(堀)

●つるの自然なフォルムと筆文字のバランスが印象的です。(梶谷)

自分一人では太陽に向かって歩けず、側の大木に力を借りて、曲がりなりにも上を目指す「嫌われ者?のかずら」。 そんなかずらが私たち人間の生き様にも見えて、今年の年賀状にしました。しかし、自分の文章力のなさでどれだけ伝わったのか あきらめかけておりましたところ、こんなすばらしい賞をいただき本当にありがとうございました。 これからも助けたり助けられながら、楽しく過ごして行けたらと思います。
入賞2
【作品のアピールポイント】
テーマ「巳を結ぶ」・・・「実を結ぶ」
巳のイラストを和風な紐に置き換えて、結ぶ事により ・貴女と私の愛を結ぶ、・両親と子供の絆を結ぶ、・友達同士の友情を結ぶ、・企業と企業の信頼を結ぶ
携帯電話の普及により、印象に残る、心のこもった一年に一度の便りです。
【審査員コメント】

●「実を結んだ巳」が鶴のように華麗に変身しています。計算された美しさを感じました!(むらかみかずこ)

●シンプルで美しいと思いました。(小原)

●色彩、バランス、文字。どれをとっても素晴らしい作品だと思います。(坪井)

●細かいところまでとても丁寧に描かれています。今まであったようでなかったデザインですね。 巳年ならではですし、上品な華やかさもあり縁起も良くて、素晴らしい一枚だと思います。(中越)

●一瞬ちぎり絵のように見える和風の色彩とヘビの舌の長さが絶妙なバランスだとおもいます。(梶谷)

●色といい柄といい、バランスが完璧です。額に入れて飾っておきたい年賀状です。(高置)

「1年の計は元旦に有り」といつも、この諺を思い、年の初めは、気持も顔も華やかで上品にいきたいと思うのですが、 3日もすれば「元の木阿弥」、意志の弱い自分が情けなく思います。そんな気持も込めて、 せめて年賀状だけはと思い、主に結婚を間近に控えた方と、受験を控えた方に、実を結んで欲しいと言う願を込めて年賀状を出しました。 自分の創った年賀状にこんなに素晴らしい賞を頂いて「今年は春から縁起が好いな」と頑張れる気持を頂きました。 有難うございます。

佳作 仲川忠道さん

佳作 相馬未季さん

佳作1
【作品のアピールポイント】
友人一般へ。車社会になった。田舎にいると商店もなくなり車なしでは生活できない。 車に乗れない高齢者は哀れである。巳年、足のない蛇くんは元気だ。私も歩き遍路する足を持つが、 車に乗らないと「おまえは足がないから」と言われ同情される。遍路も車遍路が多い。 ちょっと前は、皆、歩いていたのに。芭蕉も龍馬も自分の足で歩いた。
【審査員コメント】

●ご自身の近況報告に加え、思想や提言までも表現できている!とても良い年賀状だと思いました。(小原)

●文字イラスト言葉、バランスの良い作品。練って考えられたレイアウト、配色なのか無造作に作られた完成度の高さなのか 気になる一枚ですね。(坪井)

●ヘビくんの表情がいいですね。緑と赤のコントラストと文字の強弱がメッセージをひきたててますね。(梶谷)

●味のある色合いや文字が記憶に残る年賀状だと思いました。切実なメッセージともマッチしています。(高置)

かなり前から、年賀状は干支にこだわって木版画で作っている。退職後も年賀状交換の枚数は減らない。 手刷りは面倒になって1枚をパソコンに取り入れ量産していて、版画の仲間からは白眼視されている。 だからアイデアで喜んでもらおうと努めている。今年の出来はあまりよいとは思っていなかったが、佳作に選ばれ驚いている。 歩き遍路で巡るお寺の多くは山にあり、今は車でも行けるが車道はゆるやかに「蛇行」する道になる。 歩きは階段状の急な道を直に登る。高知の神峰寺など。そこにヒントを得た。自分の足で歩くことを大切にしたい。 車に乗らないと「足がない」と言われ、田舎では不便を感じる障害者である。足のないあわれな蛇はわが仲間である。
佳作2
【作品のアピールポイント】
親戚・家族を知っている親しい友人へ。 2012年の出来事がひと目で分かる我が家の似顔絵年賀状です。 今年も家族5人元気に新年を迎えられましたという報告と共に、受け取った方に少しでもHAPPYな気持ちが伝わるといいなという 気持ちをこめて描きました
【審査員コメント】

●イラストが個性的でユニーク! 家族ひとりひとりのキュートで温かい人柄が伝わってきます。(むらかみかずこ)

●ご家族のお元気な様子が感じられていいですね。味のあるイラストも素敵。(デザイナーTAKA)

●昨年の事柄をとてもうまく取り入れて、しかもご家族の個性も表現されていて見ていてとても楽しい気分になりました。(小原)

●イラスト一つ一つが丁寧でユーモアと時事をうまくとりいれているとおもいます。(梶谷)

●明るい気持ちにさせてくれる年賀状だと思いました。ご家族の元気な様子がひしひしと伝わって来ます。(高置)

このような似顔絵スタイルの年賀状を始めて5年目となりますが、毎年とても好評で、年末になると今年は何のネタでいこうかと悩むところです。 2012年はBIGなことがたくさんありすぎて、選びきれず、もう全部まとめてしまいました。お正月後、母は職場で、『そうまの党がんばれー!』と、 喝を入れられたり、三十路の私は『星の王子様探し頑張って下さい』と、心から願われたり、反響は様々でしたが、 我が家の年賀状がこのような素敵な賞をいただけたことは、家族全員にとってとても光栄なことであり、2013年がもっと素敵な1年になるご褒美を いただいたようでとても嬉しいです。ありがとうございました。

佳作 小山直人さん

佳作 奥田文恵さん

佳作3
【作品のアピールポイント】
1.我々夫婦を知っている知人・友人、2.人生に悩んでいる人へ。 歴史的遺産でもあるフレスコ画をそこら辺のお婆ちゃんに修復させて台無しにしてしまったスペイン人のおおらかさ(?)を見習って、 人生ももっと気楽に行こうよ、と。ご意見 = そもそも字が下手なので、手書き文字で他を台無しにしてしまわないように苦労しました。
【審査員コメント】

●ほかにはないインパクト。ご夫婦の仲の良さが伝わります。みんなに見せたい1枚です。(むらかみかずこ)

●ご家族の仲の良さとユーモアが伝わってきます。(デザイナーTAKA)

●奥様の笑顔がとても印象的で、ご夫婦の円満さが伝わる一枚だと思います。(坪井)

●年の初めだからこそちょっと肩の力を抜いた方がいいのかもしれません。奥さんの笑顔がすごくいいですね。(堀)

●合成具合がたまらないですね。手書きの味もあってユニークな作品だとおもいます。(梶谷)

●くすっと笑ってしまうような、楽しい気持ちにさせてくれる1枚ですね。メッセージも共感出来ます!(高置)

初めての応募で賞いただけるとは思いませんでした。びっくりしました。どうもありがとうございました。 年賀状作りは、毎年アイデアが浮かんでくるまでがキツイのですが、昨年のフレスコ画素人修復騒動はあまりにけっさくだったので、 最初からこれをいじってやろうと決めていました。アーティスティックなものに憧れはありますが、やっぱり自分はパロディが好きなので。 人生も気軽に修復できたらいいなと。仮に修復を試みて失敗しても、今回の騒動の様に、周囲が面白がって集まってきてくれるのなら、 そう悪いことではないのかも。最近は、ちょっとしたことに対しても、寄ってたかって皆で叩くことが多くないですか?笑い飛ばす余裕を持ち続けたいものです。
佳作4
【作品のアピールポイント】
友達、親戚へ。今年はマトリョーシカを作ってみました。 皆それぞれ好きな格好をしています。主人はキングカズのユニフォーム、私はハロウィンのミニーのドレス、 長女は発表会で着たカニの衣装、次女は白雪姫、そしてヘビです。
【審査員コメント】

●家族みんな、とりわけお子さん2人の筆跡とメッセージが最高ですね! (むらかみかずこ)

●ご一家の楽しい日常が目に浮かびます。それぞれのコメントも親しみを持てて楽しいです。(小原)

●家族円満点を捧げたいですね。(坪井)

●手作りの家族マトリョーシカ、いいですね!添えられているのは新年の目標でしょうか。(堀)

●家族の筆跡が存分に活きていて、見てて楽しい1枚ですね。マトリョーシカの最後のヘビもさりげなくていいですね。(梶谷)

●ご家族の素直なコメントが微笑ましい!マトリョーシカの表情も絶妙です。(高置)

この度は佳作に選んでいただきありがとうございます。家族全員で喜んでおります。 長女は今年の目標に「あさはやくおきてねる」と書いておりますが、つまりは「二度寝」ということだったようで、きちんと実行しております。 次女はまだ自分の名前しか書けませんが、これからきっといろんな字が書けるようになることと思います。 このマトリョーシカのように、家族4人で一緒にいられることが、なによりの幸せです。 今年もいろいろあるとは思いますが、何事もポジティブに乗り越え、楽しい毎日を送れるように、日々過ごしたいと思います。この度は本当にありがとうございました。

ワコム賞 吉田茉さん

ワコム賞
【作品のアピールポイント】
感謝している方々へ。一年間お世話になった方々にプリントのハガキ1枚では申し訳ないので、 プリント図案にカラーで色着けし、「巳」は金色の絵の具でゴージャスに大きく書きました。 模様ひとつひとつには1年間の思い出のように想いを込めました。
お世話になった気持ちをちゃんと向けている姿勢を相手へも、自分へも感じる事が出来るような年賀状を目指して敢えて細かく描きました。 ヘビ柄を綺麗に感じてもらえるように、幾何学模様や簡単な模様でまとめました。 お互い多忙でなかなか会えない友達や離れて暮らす家族に一年間大変お世話になりました、私は元気で頑張っています。 という想いが伝わればと思っていたので、今回このような素晴らしい賞を頂き本当に嬉しく思います。
【審査員コメント】

●構図、配色、デザインのバランスが良く、とても美しいですね。(株式会社ワコム・米嶋)

●個性的で素敵なイラストだと思います。他の文字との配置が惜しい気がします。(小原)

●幾何学模様で何色も使いながら、ぶつからず調合されているところが素晴らしいですね。(坪井)

●金色の巳の文字目にとびこんできますね。細かなヘビのデザインも緻密で美しいです。(梶谷)

●たくさんの色を使っているのに画面がまとまっていて、デザイン的に素敵だと感じました。(高置)

※ワコム賞/筆まめ賞/審査員長賞の3賞は、各社の独断と偏見で決定しています。

筆まめ賞 増田美咲さん

筆まめ賞
【作品のアピールポイント】
友人、祖母、親戚へ。へびの温泉と、干支それぞれのキャラクターに注目してほしいです。 画面のイメージは東京です。下町の温かさに新しいワクワクが加わった、新しい東京。そんな記念になるような年賀状にしたいと思って描きました。
この度は筆まめ賞を頂くことができ、とても嬉しく思っています。 私は今年はじめてデジタルでの年賀状に挑戦したのですが、古いものの中に新しいものをあわせることで、 もっとわくわくが増えていくといいなぁという気持ちを込めて描きました。 親戚や友人、家族にもとても喜んでもらえて、私自身にとっても、大切な一枚になりました。 私の年賀状を選んでくださり、ありがとうございました。
【審査員コメント】

●後ろに東京タワーとスカイツリーが! いいな、わたしも一緒にこの温泉につかりたいです。ほのぼの幸せな気持ちになりました。(むらかみかずこ)

●「わくわくがいっぱい」のテーマをよく表現していると思います。(小原)

●イラストがとても上手ですね。文字がそれに伴えば雑貨屋にでも並びそうです。(坪井)

●優しくてあったかい年賀状ですね。昨年の干支である辰が一番お疲れの表情っていうのが面白いです。(堀)

●ほんわかした雰囲気にあふれた優しい作品だとおもいます。カラフルな色彩が美しいです。(梶谷)

●あたたかいイメージのイラストが癒されます。(アイデア工房・高置)

※ワコム賞/筆まめ賞/審査員長賞の3賞は、各社の独断と偏見で決定しています。

審査員長賞 堀記子さん

審査員長賞
【作品のアピールポイント】
夫へ。だるまおとしが弾かれてもバランスを崩しながらも、 まだうまく重なっている姿から自分達夫婦の姿を連想しました。面と向かって言えない事を手紙に託しました。いい発想だと思います。
審査員長賞を頂きありがとうございました。受賞できるとは思っていなかったのでとても嬉しいです。 弾かれて倒れそうになっても、何とか立っている達磨落としの姿が私たちの人生とオーバーラップし、 悲しくもあり、面白くもありです。普段言えない言葉を文章にして夫に伝えることも、なかなか良い事だと思います。この受賞を励みに、 これからの人生を頑張っていきます。
【審査員コメント】

●温かな夫婦愛に胸がジンとしました。イラストも筆跡もメッセージもすべてがこれ以上ないすばらしさ。心に響きます。(むらかみかずこ)

●人生を経てこられたからこその、文章、絵。(デザイナーTAKA)

●重みのある文面と味わい深い文字が良かったです。(小原)

●イラストも文字も味があって目を惹く一枚です。支え合ってきた旦那様への愛情が、力強く、優しく、伝わってきます。(中越)

●自分たちの関係をだるまおとしに例えつつ、温かいメッセージがこもっていてとても素敵です。(堀)

●だるまの表情と筆跡に味わいがありますね。(梶谷)

●力強く味のあるイラストが印象的です。ご夫婦で支え合ってきた感じが伝わります。(高置)

※ワコム賞/筆まめ賞/審査員長賞の3賞は、各社の独断と偏見で決定しています。

筆跡賞 瀬尾千富さん

メッセージ賞 山谷瑠奈さん

オリジナル賞 後藤明子さん

【作品のポイント】
尊敬する先輩への年賀状です。この一言を大事に、日々生活しています。人間、死ぬまで勉強です。この心があれば日々、新鮮に生活できます。
【審査員コメント】

●文字だけの年賀状が新鮮です。足跡がいい味を出しているのと、2か所「朱」の置き方がさりげないけれど計算されていて素敵!(むらかみかずこ)

●筆跡にご自身の面影が感じられ、文章にさらに説得力が加わえられているように感じました。(小原)

●文字に心情が現れていて、シンプルながらに印象強い作品。(坪井)

●真ん中の足跡が今迄の人生の歩みを表現しているのでしょうか。シンプルなメッセージの中に、力強さを感じます。ハッとさせられました。(中越)

●勉強しなきゃいけませんよね。耳が痛いですが、皆が共感出来る年賀状だと感じました。(高置)

【作品のポイント】
アピールポイントは、私のおじいちゃんとおばあちゃんをヘビにたとえて書いたことです。ヘビは土の中にいるイメージで、 今は冬なので2人でゆっくりしている様子を思い浮かべて書きました。ヘビには手はありませんが、2人でハートマークをつくっているところが 自分は気に入っています。ザブトンにすわっているのも自分は気に入っています。 今は寒いのでヘビも冬みんしてる様子もかさね合わせて書きました。そしてずっと長生して2人仲良く健康にすごしてほしいと思って書きました。
【審査員コメント】

●お孫さんからこの年賀状を受け取るおじいちゃんとおばあちゃんは、とても幸せですね。ずっと飾っておきたい1枚にちがいありません。(むらかみかずこ)

●心温まる作品。表情がなんとも良い感じです。(デザイナーTAKA)

●祖父への愛情が感じられます。長生きしてくれること、一緒に祈りたくなりました。(株式会社ワコム・米嶋)

●ヘビになったおじいちゃんおばあちゃんが、とっても穏やかな表情なのが印象的でした。ほっこりする一枚です。(中越)

【作品のポイント】
友人あて。今年は私自身、また子供たちにとっても試練の年です。 いかなる困難にもしぶとく食らいつく気持ちでぶちあたっていきたいと思っています。
マムシ=斎藤道三のお弁当で表現
【審査員コメント】

●ちょっと気味が悪いけれど、「困難にもしぶとく食らいつく」気概を感じます。夢に出てきそう…(笑)(むらかみかずこ)

●このモチーフをお弁当で表現しようという発想が面白いと思います。(デザイナーTAKA)

●素晴らしいインパクト!お子さんたちは食らいつけるか!?(小原)

●インパクトはピカイチ!写真にインパクトがあり面白いので、 レイアウトや文字にもう少し工夫があれば、もっと目を惹く印象的な作品になったと思います。(中越)

●キャラ弁ならぬアート弁としての新たな表現力に魅入ってしまいます。表情も渋いです。(梶谷)

デザイン賞 米良綾介さん

インパクト賞 斎藤志登美さん

【作品のポイント】
友人を中心にたくさんの方へ!2013年もたくさん絵を描いて、自分の絵で色々な方に楽しんでもらいたいと思い、 ポップで楽しい雰囲気のイラストを描きました!
【審査員コメント】

●送り手の個性や人柄が感じられる素敵な1枚。ヘビの顔がキュートなところも◎。受け取る相手の顔も笑顔になりますね。(むらかみかずこ)

●ポスターにしたいくらい、かわいらしく素敵なイラスト。(デザイナーTAKA)

●お揃いの帽子と柄、あたたかなタッチのイラストで和みます。(堀)

●配色や絵のタッチが絵本のようにかわいらしい作品ですね。へびのしっぽが鉛筆なのがミソでしょうか。(梶谷)

【作品のポイント】
全世界へ。フクシマで起こったあの事故の事の意味を全世界の人々に、 地球の未来のことを考えてもらいたく、デザインいたしました。絶対に忘れてほしくない。 本当に忘れてはいけない事故。もうすぐ2年を迎えます。東北のこの吹雪のごとく、この厳しい環境のなか、 立ち向かって、向き合って、生きていかねばならないのでしょう。
【審査員コメント】

●忘れずに、でも進んでいく。文章と写真が相まってとても印象的です。(デザイナーTAKA)

●写真の力強さと文字などのバランスが素晴らしいと思います。(小原)

●福島へ向かう道中でしょうか、行く先に光でも見えていたらメッセージ性も一層高まった気がします。(坪井)

●何気ない車窓の風景を、強烈にメッセージを訴えるデザインに変えた視点がすばらしいです。(梶谷)

作 品 賞 


大村泰久さん

中村順平さん

平田紀行さん

山村知世さん

岡部かおりさん

新庄すが江さん

道田真司さん

白山亜朱さん

荻田真佑さん

いけのよしこさん

西村泰代さん

三宅優輝さん

江澤祥行さん

伊藤誠さん

森田将介さん

田中章悟さん

須田純子さん

赤坂洋美さん

やまさき昭さん

小野あいさん